犬達のSOS☆東北地方や北海道を中心に猟友会等によって親子グマを含め、アーバンベアと呼ばれるクマが残虐に駆除され、殺生が繰り返されてる。長野県軽井沢町のNPO法人ピッキオの『クマとの共存に向けた取り組みを学ぶスタディツアー』に参加、取り組み方法とは!?2023年12月10日
【純情であれ、しかし、愛の心のない卑怯な策士(自分が有利なよう策略して立ち回る人)と戦う時は、賢くなれ!(ミーママ談)】
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2023/12/08 マグナムエミさんのコメントです。
NPO法人ピッキオの『クマとの共存に向けた取り組みを学ぶスタディツアー』に参加してきました💖🐻💖
皆さん、こんにちは🎵
いつもブログ活動等、お疲れさまです&ありがとうございますm(_ _)m
現在、親子グマを含め、アーバンベアと呼ばれるクマさん達が東北地方や北海道を中心に猟友会等によって残虐に駆除され、無意味な殺生が繰り返されています。
11月24日、秋田県では、新たにクマの狩猟の再開決定をし、佐竹知事は100頭の捕獲を認めました
クマの狩猟による捕獲頭数が上限に達したようで、県は猟友会に対し自粛を求めていましたが、駆除推進派が集まる学識経験者や猟友会ばかりの会議では、さらっと満場一致で捕獲になりますよね。。。
秋田県のクマは、推定頭数4400頭生息しているとの事ですが、正確な頭数ではないのに、11月24日時点で狩猟と有害駆除あわせて推定生息数の半数近い2138頭が捕獲され殺されています
自然破壊をし約半数ものクマを殺しておいて、さらに100頭も殺す、狩猟は文化だ!感謝して命をいただく!となくてもよいような文化で人間が悪いのに、何の悪びれることもなくジビエ肉にして食べる、猟銃さえなければ殺されなくてすむのに、酷いものですね。。

では、どうしたら人とツキノワグマが共存できるのかを体験したくて、休みの日を利用し、長野県軽井沢町にあるNPO法人ピッキオの『クマとの共存に向けた取り組みを学ぶスタディツアー』に参加してきました
まず、予約方法は、ホームページから興味のあるツアーを選択して予約、確認メールが届きます。
担当者と都合があえば、予約確定となります
ツアー当日、予約時間よりも早く現地に着いたので、星野エリア内の温泉施設の周辺などを散策しました(*^^*)

【星野エリアの案内板】

【星野エリアの案内板】

【軽井沢野鳥の森の看板】

【星野エリア敷地内の看板】

【星野エリア敷地内の看板】

【星野エリア敷地内の看板】

【トンボの湯】


【トンボの湯の周辺の景色】
木々や建物を眺め、おいしい空気を吸っているうちに、予定時間30分前くらいになり、心臓がバクバクの緊張マックスでピッキオに歩いて向かいました。
ピッキオ近くまで行くと、樹齢50年以上は経っているひっそりと高く伸びた樹木が目にとまり、そっと幹に両手で触れ、両腕を回してもとどかないほどの太さと何十年も生きてきた逞しさに圧倒され感動しました(^o^)/

【ピッキオ近くにある巨大樹木】

【ピッキオの看板】

【ピッキオ前は家族連れや友達連れの方が遊んでいます】

【ピッキオ入り口】

【ピッキオ入り口の貼り紙】
話を戻して。。。
細長い建物の中にある、ピッキオの受付を済ませ長椅子に座って待っていると、
タマちゃんと一緒にあのテレビで観た田中さんが裏口から入って来られました(^o^)/
軽く挨拶をされた後、早速外に出てツアーが始まりました(*^^*)
(話の内容や情報は、ノートに書き留めたものや、タブレットに映し出されたもので、田中さんの承諾を得ています。ただ、私が理解した文言になっていますことをご了承下さいませ。また、以前、ピッキオを調べて下さいましたコロワンさんのコメント内容で重なっている情報は出来るだけ削除しています)
田中さんはタブレットを使用しながらピッキオの活動等を、懇切丁寧に説明して下さいました。

【田中さんとタマちゃん】
その内容は、、、
ベアドッグ4頭、職員6名 限られた予算で、エコツアー、野生動物保護管理を主として、エコツーリズムの中で活動している。(客観性を持って調査、研究)住宅地にはゾーニング、すみわけ
24時間体制で専門のスタッフと町の方針に則って13年間活動している
○ピッキオ(長野県)
○西表島
○知床国立公園
がある
長野県(軽井沢?)カラマツが主
杉と違って太陽の光がはいる。
アカマツも自生 40%は人工造林
森林エリアはカラマツが多い
1951年以降、鳥獣保護区
元々、軽井沢は草原、上流階級の白人の別荘文化に由来
森林の質を保つ。林野庁、環境省と協力 林野庁が国有林を所有 国際親善文化観光都市
(保健休養地)
クマ駆除→気持ちよくない
自然と共生する町、クマとの共生、町全体一体となる
電気柵設置サポートと補助金制度、無償レンタルによる電気柵の普及
とうもろこしやブルーベリーといった農作物がある
収穫する時期に、草刈りをして柵をはる。3段張り、さらに外側に1本、地面から10センチのところに張る
猿はネットタイプの電気柵が有効
☆人は靴を履いていたら絶縁するので、感電しない
○1シーズン、平均1、7頭駆除(苦痛のない方法で行う)
推定頭数を把握している
野生動物に忌避剤は無効 電気柵(ブザーつき)が有効
クマスプレー(ストロンガー)
興奮状態の時に顔面に打ち続ける
ドラム缶わなを使用 バケツにはちみつを入れてドラム缶の中にいれる
ベアドッグはアメリカからスタート(ピッキオは2018年から繁殖プロジェクトを立ち上げる)
タマちゃん(雌)、ナヌック(雄)=(クマという意味)兄妹、10歳がいる
平均年齢は9.5歳
特徴は人間に危害を加えない 従順、検疫があり、なかなか連れてこれなかった 雌犬をキープし、雄犬をつれてきた

【ベアドッグ ナヌック(雄)】

【ベアドッグ(クマ対策特殊犬)レラ(左)タマ(右)】
🐻ツキノワグマ🐻
○視力は弱く白黒だけ 緑色色盲?はっきりとは見えていない。臭いと気配で察知する
○嗅覚はとてもよいが、風向きでも変わる
○聴覚はよい 耳に訴えかける 高音が聞き取りやすい為、居場所が分かるように、クマ鈴は持っていたほうがよい
○性格は臆病(但し、個人差が大きい)
☆市街地にでてくると、パニックになる。移動経路の対象となり、分析、対策をしていく
○力が強く、足は早い(動体視力がよい)
ゆっくりあとずさり、木や建物に身を隠す
○爪が鋭く、木登り上手 短足でジャンプが出来ない
○植物中心の雑食性
(アリ、ハチ、動物の死体など)
○子育てには1年半かかる
時には、親子グマのいるところを探しあてた雄クマが子孫を残そうと、子殺しをする
クマは1日どれくらいのドングリが必要?(体重60kgの場合)
基礎代謝量 1500kcaI
夏の活動代謝量
基礎代謝量×2
秋の食いだめ時期
夏の活動代謝量×2
堅果類の消化吸収率 50%
ドングリ1個の熱量 6kcaI
ドングリ1個の重さ 4g
☆秋の食いだめ期、ドングリを夢中で食べていて、まわりの気配に気づかないことがある
☆秋にしっかりえさが食べれないと着床遅延で流産する
冬眠(冬ごもり)
冬~春(12~翌5月)
出産期(1月末~2月上)
繁殖期(親ばなれ期)
親ばなれ期 1~2歳
出没時期 6~8月
☆若いクマはほかのクマを避けながら、未知の世界へ
人里(クマがいない所)にやってくるかもしれない

【クマの遭遇に注意してくださいの看板】

【ムササビ横断注意の看板】

【クマスプレー】
『個体管理』の流れ
檻の設置
被害が発生している地域→問題個体の捕獲
捕獲→町、環境省、県、ピッキオで協議(軽井沢町ツキノワグマ保護管理対策指針)
○共存困難と判定すれば駆除
○個体が特定されていないまたは共存可能な個体は、電波発信器をつけて学習放獣→発信器による行動監視、人里接近時は追い払い
☆クマ軋轢レベル判定基準
○ゾーニング
鳥獣保護区や都市計画等に基づいたゾーニング、クマの生息地と人の生活域が完全に重複する環境で、より現実的なすみ分け基準を設定
エリア1 森林(クマの生息地)
エリア2 別荘地(追い払い)
エリア3 住宅地(人間優先)
エリア4 耕作地(防除)

【村民食堂】

【食堂前の景色】

【軽井沢のゴミ箱】
奥山での学習放獣
(人の怖さを教えて森に帰す)
1.犬による吠えと追いかけ
2.ゴム弾
3.花火弾
4.人の叫び声
5.クマ鈴
発信器装着個体の監視とベアドッグによる追い払い
クマに使ってはいけない場所や時間帯を教える
2023年10月29日現在
監視個体は38頭
夜間監視とボーダーパトロール
GPS trackerを活用した自動方探システム(2021年~)
既存の発信器&GPS組み合わせ
①状況把握、問題個体の特定と対応(個体管理)
②誘引物管理(クマ対策ゴミ箱、電気柵)
③ベアドッグ活動(追い払い強化)
2004年ベアドッグ本格導入
種名 カレリアン・ベアドッグ
カレリア共和国
・フィンランドでは国宝
・北方犬種
・生粋のヒグマ猟犬
・非常に高い追跡能力(狩猟欲)
・大きい吠え声(高い威嚇力)
キャリーハントさんが最初に始める クマレンジャーが存在
地上でクマを上手にコントロールする
クマへの教育(追い払い活動)
6月~10月は毎晩、クマの居場所を把握
夜間監視班、ベアドッグ班
発信器個体18頭に対して、合計245回の追い払いやけん制を実施
教育普及の強化(2010年~)
人と野生動物の暮らしを考える講座
町内のすべての小学校で実施
年1回、学年ごとに異なる話題を提供 6年かけて、じっくりと人と自然、野生動物との共存について考えていくプログラムを行っている

【クマレンジャー(タブレット画面)】
☆田中さんに質問☆
1.山菜採りでの事故について
戦後の拡大造林で林業がさかえ、森林管理ができていたが、後継者がいなく、森林が放置され狩猟でも、人が入らなくなった 高齢者による山菜採りは管理された森林をみてきた人達が、これまでの経験でその時期になるととりにいってしまう。
クマと鉢合わせてしまう。
2.猟師は儲かるか
猟師は出勤になっても結局ボランティア。獲物がとれなければ、収入にならない。兼業で別に仕事を持ってて、要請があれば、現地に行くことになる。
3.秋田県が指定鳥獣管理にしようとしていることについて
交付金をだしてもらって手当てをだしたらいい。駆除するのではなく、人間は怖いと認識させ追い払う。麻酔銃で放獣するには人も危険だということ。県?の許可がいる。猟銃免許を持っていても、様々な制限があり、知識や技術もないと放獣は難しい。ハンターを育成し、ジビエで食べたらいい。
狩猟文化がある。時代とともに環境も動物達も変化してきている。殺してばかりでは解決にならない。すみわけが必要。クマにとって軽井沢は食べ物はある
4.最後に、私達にとってなんでも選べるくらい沢山の食べ物がある、わざわざ野生動物を殺して食べなくてもいいのでは?長野県は自然が豊かでクマのえさとなるドングリ等も豊富にあるかもしれないけど、東北や北海道では風力発電や太陽パネルを設置し、環境破壊していて食べ物がない
↓↓↓
そうなると、じゃあどこで電気をつくるか課題との事でした。
またツアー前日に、長野県佐久市に住む友達にツキノワグマのことを聞いてみると、
『時々、自宅近くまでクマがきているけど、そうっとしている。きてる時は臭いで分かる。今、テレビとかで騒ぎたてすぎ。地元の方にクマを殺さなくてもって話すと変な顔をされる』と。。。
元々、友達は東京から移住した女性で、よそ者みたいで馴染めないとの事
別に温泉施設の店員さんに聞くと『クマはでないけど、鹿が多い』と言っていました
☆意見が食い違うことが多々ありましたが、、、指定鳥獣管理にクマを追加して駆除するのではなく、放獣する際の認可方法の確立と専門的知識や技術などを定着させる為、定期的に講習会を開き、クマの生態や方法、手順、注意点などを学びの場にし、ハンター育成していただきたいことは一致したようです。
そもそも気候変動で人も動物達も環境の変化に対応しなければなりません。
これからも厳しい環境の中で暮らしている野生動物達をそっと温かく見守り、お互いに地球の住民であること、この先の未来に向けて、クマ達も命のバトンを繋いでいってほしいですね(*^^*)
田中さんとタマちゃんへ
日が暮れ、暗くなってまで、丁寧に答えて頂き、田中さん、タマちゃんもお疲れだったと思います。本当にありがとうございましたm(_ _)m
軽井沢町しかできないではなく、日本どこでもベアドッグの取り組みが普及していってほしいです🌸🐻🌸
いつでも、応援させていただきます🎵お世話になりましたm(_ _)m
スタッフの皆さん、ありがとうございましたm(_ _)m

【イラスト:もぐちゃん作】
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【ツキノワグマ】
野良猫ちゃんにご飯をあげてくださっている方へ☆お願いです。猫ちゃんママより
こんにちは(*^_^*)
猫ちゃんママです。
野良ちゃん達をかわいそうに思われ、ご飯をあげてくださっている全国の老若男女の皆様、ありがとうございます。m(__)m
猫ちゃんにフードを届けに行くと、空の猫缶がそのまま置かれているのを時々見かけます。
そんな時は、缶を持って帰るようにしています。
猫缶等を猫嫌いな人が見つけると、猫達がここでご飯をもらっている事を知られてしまい、いたずらや虐待をされる恐れがあります。
野良ちゃん達にご飯をあげてくださっている方にお願いです。
食べ終わった猫缶やお魚をあげた後の、骨などがありましたら回収して頂けたらと思います。
よろしくお願いいたしますm(__)m
野良ちゃん達の寝場所がありますように。。。
優しい方にご飯をもらえますように。。。


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2023/12/08 マグナムエミさんのコメントです。
NPO法人ピッキオの『クマとの共存に向けた取り組みを学ぶスタディツアー』に参加してきました💖🐻💖
皆さん、こんにちは🎵
いつもブログ活動等、お疲れさまです&ありがとうございますm(_ _)m
現在、親子グマを含め、アーバンベアと呼ばれるクマさん達が東北地方や北海道を中心に猟友会等によって残虐に駆除され、無意味な殺生が繰り返されています。
11月24日、秋田県では、新たにクマの狩猟の再開決定をし、佐竹知事は100頭の捕獲を認めました
クマの狩猟による捕獲頭数が上限に達したようで、県は猟友会に対し自粛を求めていましたが、駆除推進派が集まる学識経験者や猟友会ばかりの会議では、さらっと満場一致で捕獲になりますよね。。。
秋田県のクマは、推定頭数4400頭生息しているとの事ですが、正確な頭数ではないのに、11月24日時点で狩猟と有害駆除あわせて推定生息数の半数近い2138頭が捕獲され殺されています
自然破壊をし約半数ものクマを殺しておいて、さらに100頭も殺す、狩猟は文化だ!感謝して命をいただく!となくてもよいような文化で人間が悪いのに、何の悪びれることもなくジビエ肉にして食べる、猟銃さえなければ殺されなくてすむのに、酷いものですね。。

では、どうしたら人とツキノワグマが共存できるのかを体験したくて、休みの日を利用し、長野県軽井沢町にあるNPO法人ピッキオの『クマとの共存に向けた取り組みを学ぶスタディツアー』に参加してきました
まず、予約方法は、ホームページから興味のあるツアーを選択して予約、確認メールが届きます。
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ツアー当日、予約時間よりも早く現地に着いたので、星野エリア内の温泉施設の周辺などを散策しました(*^^*)

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【軽井沢野鳥の森の看板】

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【トンボの湯】


【トンボの湯の周辺の景色】
木々や建物を眺め、おいしい空気を吸っているうちに、予定時間30分前くらいになり、心臓がバクバクの緊張マックスでピッキオに歩いて向かいました。
ピッキオ近くまで行くと、樹齢50年以上は経っているひっそりと高く伸びた樹木が目にとまり、そっと幹に両手で触れ、両腕を回してもとどかないほどの太さと何十年も生きてきた逞しさに圧倒され感動しました(^o^)/

【ピッキオ近くにある巨大樹木】

【ピッキオの看板】

【ピッキオ前は家族連れや友達連れの方が遊んでいます】

【ピッキオ入り口】

【ピッキオ入り口の貼り紙】
話を戻して。。。
細長い建物の中にある、ピッキオの受付を済ませ長椅子に座って待っていると、
タマちゃんと一緒にあのテレビで観た田中さんが裏口から入って来られました(^o^)/
軽く挨拶をされた後、早速外に出てツアーが始まりました(*^^*)
(話の内容や情報は、ノートに書き留めたものや、タブレットに映し出されたもので、田中さんの承諾を得ています。ただ、私が理解した文言になっていますことをご了承下さいませ。また、以前、ピッキオを調べて下さいましたコロワンさんのコメント内容で重なっている情報は出来るだけ削除しています)
田中さんはタブレットを使用しながらピッキオの活動等を、懇切丁寧に説明して下さいました。

【田中さんとタマちゃん】
その内容は、、、
ベアドッグ4頭、職員6名 限られた予算で、エコツアー、野生動物保護管理を主として、エコツーリズムの中で活動している。(客観性を持って調査、研究)住宅地にはゾーニング、すみわけ
24時間体制で専門のスタッフと町の方針に則って13年間活動している
○ピッキオ(長野県)
○西表島
○知床国立公園
がある
長野県(軽井沢?)カラマツが主
杉と違って太陽の光がはいる。
アカマツも自生 40%は人工造林
森林エリアはカラマツが多い
1951年以降、鳥獣保護区
元々、軽井沢は草原、上流階級の白人の別荘文化に由来
森林の質を保つ。林野庁、環境省と協力 林野庁が国有林を所有 国際親善文化観光都市
(保健休養地)
クマ駆除→気持ちよくない
自然と共生する町、クマとの共生、町全体一体となる
電気柵設置サポートと補助金制度、無償レンタルによる電気柵の普及
とうもろこしやブルーベリーといった農作物がある
収穫する時期に、草刈りをして柵をはる。3段張り、さらに外側に1本、地面から10センチのところに張る
猿はネットタイプの電気柵が有効
☆人は靴を履いていたら絶縁するので、感電しない
○1シーズン、平均1、7頭駆除(苦痛のない方法で行う)
推定頭数を把握している
野生動物に忌避剤は無効 電気柵(ブザーつき)が有効
クマスプレー(ストロンガー)
興奮状態の時に顔面に打ち続ける
ドラム缶わなを使用 バケツにはちみつを入れてドラム缶の中にいれる
ベアドッグはアメリカからスタート(ピッキオは2018年から繁殖プロジェクトを立ち上げる)
タマちゃん(雌)、ナヌック(雄)=(クマという意味)兄妹、10歳がいる
平均年齢は9.5歳
特徴は人間に危害を加えない 従順、検疫があり、なかなか連れてこれなかった 雌犬をキープし、雄犬をつれてきた

【ベアドッグ ナヌック(雄)】

【ベアドッグ(クマ対策特殊犬)レラ(左)タマ(右)】
🐻ツキノワグマ🐻
○視力は弱く白黒だけ 緑色色盲?はっきりとは見えていない。臭いと気配で察知する
○嗅覚はとてもよいが、風向きでも変わる
○聴覚はよい 耳に訴えかける 高音が聞き取りやすい為、居場所が分かるように、クマ鈴は持っていたほうがよい
○性格は臆病(但し、個人差が大きい)
☆市街地にでてくると、パニックになる。移動経路の対象となり、分析、対策をしていく
○力が強く、足は早い(動体視力がよい)
ゆっくりあとずさり、木や建物に身を隠す
○爪が鋭く、木登り上手 短足でジャンプが出来ない
○植物中心の雑食性
(アリ、ハチ、動物の死体など)
○子育てには1年半かかる
時には、親子グマのいるところを探しあてた雄クマが子孫を残そうと、子殺しをする
クマは1日どれくらいのドングリが必要?(体重60kgの場合)
基礎代謝量 1500kcaI
夏の活動代謝量
基礎代謝量×2
秋の食いだめ時期
夏の活動代謝量×2
堅果類の消化吸収率 50%
ドングリ1個の熱量 6kcaI
ドングリ1個の重さ 4g
☆秋の食いだめ期、ドングリを夢中で食べていて、まわりの気配に気づかないことがある
☆秋にしっかりえさが食べれないと着床遅延で流産する
冬眠(冬ごもり)
冬~春(12~翌5月)
出産期(1月末~2月上)
繁殖期(親ばなれ期)
親ばなれ期 1~2歳
出没時期 6~8月
☆若いクマはほかのクマを避けながら、未知の世界へ
人里(クマがいない所)にやってくるかもしれない

【クマの遭遇に注意してくださいの看板】

【ムササビ横断注意の看板】

【クマスプレー】
『個体管理』の流れ
檻の設置
被害が発生している地域→問題個体の捕獲
捕獲→町、環境省、県、ピッキオで協議(軽井沢町ツキノワグマ保護管理対策指針)
○共存困難と判定すれば駆除
○個体が特定されていないまたは共存可能な個体は、電波発信器をつけて学習放獣→発信器による行動監視、人里接近時は追い払い
☆クマ軋轢レベル判定基準
○ゾーニング
鳥獣保護区や都市計画等に基づいたゾーニング、クマの生息地と人の生活域が完全に重複する環境で、より現実的なすみ分け基準を設定
エリア1 森林(クマの生息地)
エリア2 別荘地(追い払い)
エリア3 住宅地(人間優先)
エリア4 耕作地(防除)

【村民食堂】

【食堂前の景色】

【軽井沢のゴミ箱】
奥山での学習放獣
(人の怖さを教えて森に帰す)
1.犬による吠えと追いかけ
2.ゴム弾
3.花火弾
4.人の叫び声
5.クマ鈴
発信器装着個体の監視とベアドッグによる追い払い
クマに使ってはいけない場所や時間帯を教える
2023年10月29日現在
監視個体は38頭
夜間監視とボーダーパトロール
GPS trackerを活用した自動方探システム(2021年~)
既存の発信器&GPS組み合わせ
①状況把握、問題個体の特定と対応(個体管理)
②誘引物管理(クマ対策ゴミ箱、電気柵)
③ベアドッグ活動(追い払い強化)
2004年ベアドッグ本格導入
種名 カレリアン・ベアドッグ
カレリア共和国
・フィンランドでは国宝
・北方犬種
・生粋のヒグマ猟犬
・非常に高い追跡能力(狩猟欲)
・大きい吠え声(高い威嚇力)
キャリーハントさんが最初に始める クマレンジャーが存在
地上でクマを上手にコントロールする
クマへの教育(追い払い活動)
6月~10月は毎晩、クマの居場所を把握
夜間監視班、ベアドッグ班
発信器個体18頭に対して、合計245回の追い払いやけん制を実施
教育普及の強化(2010年~)
人と野生動物の暮らしを考える講座
町内のすべての小学校で実施
年1回、学年ごとに異なる話題を提供 6年かけて、じっくりと人と自然、野生動物との共存について考えていくプログラムを行っている

【クマレンジャー(タブレット画面)】
☆田中さんに質問☆
1.山菜採りでの事故について
戦後の拡大造林で林業がさかえ、森林管理ができていたが、後継者がいなく、森林が放置され狩猟でも、人が入らなくなった 高齢者による山菜採りは管理された森林をみてきた人達が、これまでの経験でその時期になるととりにいってしまう。
クマと鉢合わせてしまう。
2.猟師は儲かるか
猟師は出勤になっても結局ボランティア。獲物がとれなければ、収入にならない。兼業で別に仕事を持ってて、要請があれば、現地に行くことになる。
3.秋田県が指定鳥獣管理にしようとしていることについて
交付金をだしてもらって手当てをだしたらいい。駆除するのではなく、人間は怖いと認識させ追い払う。麻酔銃で放獣するには人も危険だということ。県?の許可がいる。猟銃免許を持っていても、様々な制限があり、知識や技術もないと放獣は難しい。ハンターを育成し、ジビエで食べたらいい。
狩猟文化がある。時代とともに環境も動物達も変化してきている。殺してばかりでは解決にならない。すみわけが必要。クマにとって軽井沢は食べ物はある
4.最後に、私達にとってなんでも選べるくらい沢山の食べ物がある、わざわざ野生動物を殺して食べなくてもいいのでは?長野県は自然が豊かでクマのえさとなるドングリ等も豊富にあるかもしれないけど、東北や北海道では風力発電や太陽パネルを設置し、環境破壊していて食べ物がない
↓↓↓
そうなると、じゃあどこで電気をつくるか課題との事でした。
またツアー前日に、長野県佐久市に住む友達にツキノワグマのことを聞いてみると、
『時々、自宅近くまでクマがきているけど、そうっとしている。きてる時は臭いで分かる。今、テレビとかで騒ぎたてすぎ。地元の方にクマを殺さなくてもって話すと変な顔をされる』と。。。
元々、友達は東京から移住した女性で、よそ者みたいで馴染めないとの事
別に温泉施設の店員さんに聞くと『クマはでないけど、鹿が多い』と言っていました
☆意見が食い違うことが多々ありましたが、、、指定鳥獣管理にクマを追加して駆除するのではなく、放獣する際の認可方法の確立と専門的知識や技術などを定着させる為、定期的に講習会を開き、クマの生態や方法、手順、注意点などを学びの場にし、ハンター育成していただきたいことは一致したようです。
そもそも気候変動で人も動物達も環境の変化に対応しなければなりません。
これからも厳しい環境の中で暮らしている野生動物達をそっと温かく見守り、お互いに地球の住民であること、この先の未来に向けて、クマ達も命のバトンを繋いでいってほしいですね(*^^*)
田中さんとタマちゃんへ
日が暮れ、暗くなってまで、丁寧に答えて頂き、田中さん、タマちゃんもお疲れだったと思います。本当にありがとうございましたm(_ _)m
軽井沢町しかできないではなく、日本どこでもベアドッグの取り組みが普及していってほしいです🌸🐻🌸
いつでも、応援させていただきます🎵お世話になりましたm(_ _)m
スタッフの皆さん、ありがとうございましたm(_ _)m

【イラスト:もぐちゃん作】
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犬達のSOS☆クマ被害の対応をする自治体に「クマがかわいそう」と非難の声が相次ぎ、北海道と東北6県、新潟県の計8道県の知事が政府に緊急要望した内容とは!?自由に捕獲、殺処分できる「指定管理鳥獣」に熊を指定するよう国に緊急要請!駆除をするのではなく、自然や野生動物の保護に力を入れた対策、実践を!2023年11月27日
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犬達のSOS☆ 全国の市街地や住宅地などで出没するクマについて「クローズアップ現代(11/7放送)」では、クマがあたかも怖い動物で不安や恐怖心を煽り、住民の安全、安心、人命最優先でクマ駆除推進か!?クマの生息状況等や地形も違う地域を比べ、自然保護しながら、人とクマとのすみ分ける取り組みを!2023年11月30日
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【ツキノワグマ】


こんにちは(*^_^*)
猫ちゃんママです。
野良ちゃん達をかわいそうに思われ、ご飯をあげてくださっている全国の老若男女の皆様、ありがとうございます。m(__)m
猫ちゃんにフードを届けに行くと、空の猫缶がそのまま置かれているのを時々見かけます。
そんな時は、缶を持って帰るようにしています。
猫缶等を猫嫌いな人が見つけると、猫達がここでご飯をもらっている事を知られてしまい、いたずらや虐待をされる恐れがあります。
野良ちゃん達にご飯をあげてくださっている方にお願いです。
食べ終わった猫缶やお魚をあげた後の、骨などがありましたら回収して頂けたらと思います。
よろしくお願いいたしますm(__)m
野良ちゃん達の寝場所がありますように。。。

優しい方にご飯をもらえますように。。。




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