【純情であれ、しかし、愛の心のない卑怯な策士(自分が有利なよう策略して立ち回る人)と戦う時は、賢くなれ!(ミーママ談)】
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《8/29》松山隊&高知隊は毒ガストラックについて現地調査してきました。
文 監修:ロン
写真監修:モグモグ
片道、6時間をかけ奈良市三条本町13番1号、奈良市保健所・教育総合センター(はぐくみセンター)に到着しました。
2011年4月設立されたばかりの、大きく そびえ立つ建物を見上げました。
表玄関の立派な看板には、エミさん美和さんからの報告にあった様に、毒ガストラックを置いた殺処分施設を併設している事は書かれていませんでした。
どれだけの市民が、この施設の残忍な裏の実態を知っているのでしょうか・・・?
奈良市保健所職員
〇瀧さん、その上司で課長Iさんがベテランで詳しいとの事で、途中からは二人に対応していただきました。
★【動物を可愛がる奈良市民からは『犬猫を殺すような施設は作らないで』と建設反対の声もあったとききました。 そのため建設許可申請から完成までに9年の歳月がかかり、総事業費は134億8000万円という税金を使い建設されたのでしたね。】
職員の〇瀧さん口からは、
『世に出てくる犬猫の数があふれれば当然(殺処分施設の建設)やめようとはならなかった』という説明。
「世に出てくる犬猫の数」とは、生まれてくる犬猫の数の事…何と冷たい言葉・・・。
★毒ガストラック・・・奈良市では、トラックの荷台に《鎮静器》と言われている金属製の箱を取付け、捕獲した犬猫達を入れ街を走行しながら殺処分をしています。
毒ガストラック
運転席のガススイッチ
その毒ガストラック代が5,000万円と説明され、
【えっ!!以前の調査では4700万だと聞いていて、トラック自体は200~300万円くらいであると調査済みです。】
と言うと
『そうだと思います。後は備品・・・』
と、ハッキリせず〇瀧さんの表情は硬く、口ごもってしまいました。
トラックの特殊設備をつくっている専門業者に見積りを依頼しましたが、ガス室を設置、音がもれないようにしても、せいぜい1200万~1300万位の見積りでした。
では、差額の3400万~3500万は、どこにいったのでしょう?
市長とか、毒ガストラックに関わった人たちの懐に入った可能性があります。
又、犬猫たちを取り巻く法律をつくっている厚生労働省、環境省、政治家にわたっていることも考えられます。
(毒ガストラック代後日確認→※1)
毒ガストラック内の《鎮静器》
★ガストラック内で殺処分しながら橿原市営斎場(焼却施設)へ到着後 もしまだ犬猫の息が残っている場合の対処について
〇瀧さん談
まだ子猫など息がある場合は麻酔を使用して殺している。
『奈良市では注射は獣医がしているが、 国で決められているわけではなく獣医管理の元であれば、獣医でなくても使用もできる。』ところが、もう一方のIさんは
『注射の使用は獣医でなくてはならない。』
と断言!
【どちらの言われる事が正しいのですか?】
Iさん、〇瀧さん共にすごく慌てた様子。二人でゴニョゴニョ話し、
『基本的に獣医の指示の元でないとできない。でもそれはかなり危うい所はある・・・。使用する薬によるが・・・、獣医師法違反とかの面で…』
ハッキリせず再度確認、ベテランIさん
『獣医立ち会いの元なら、資格がなくても薬の使用はできる・・・ただ死亡確認等は獣医でなくてはなりません。』
《動物愛護法》にも基づいての公務と言っていたわりに、基本的な公務の法律さえも把握できていない・・・、
日頃の公務への取り組みのずさんさが浮き彫りになっているように感じました。
毒ガストラックの出入り口
〇瀧さん、施設案内になれてきて、『サンダーバードの出るところみたいでしょ(笑)』と・・・この無神経発言に一同、唖然・・・。
★譲渡の取り組みについて色々尋ねてみました。
譲渡に関しての意欲も取り組みも、非常に希薄であり、それは職員の方からいただいた奈良市保健所・教育総合センター(はぐくみセンター)における譲渡数のデーターでも明白でした。
平成15年度~平成21年度、6年間
猫の譲渡は0匹
犬の譲渡は 15年度まだ28頭譲渡していたのに、
18、19年度各 2頭。
20、21年度各 4頭です。
◎譲渡対象になる犬猫の条件は?
・吠えない、咬み癖、老齢、病気などがないことなど、奈良市独自で決めている。
(また、成犬から飼う文化がない。との理由で成犬は譲渡されない。)
・譲渡会というのは行っていない。 希望者から申し出があった場合のみ、保健所が用意した犬猫を譲渡する。
◎では里親を探すための、イベントなどの参加はしていますか?
・担当獣医が二人しかおらず僕らは捕獲しないといけないので そちらを優先しないといけない。他に委託の掃除や捕獲に同行する派遣会社から三人の職員 (委託職員)がいるがイベント参加は難しい。
〇瀧さん談
『イベントなどの参加は、できるけれどあまり得意じゃないし 、委託職員は狂犬病予防員ではないので捕獲に彼らだけに行ってもらうわけにもいきませんので・・・』
イベントが得意じゃない??命が救えるチャンスに得意、不得意の問題はないはずです。
施設建設時、住民からの反対が強く、収容した動物を地下から外へ出さないことなどが条件になっているからと、譲渡会ができない理由にしていますが、
地下から外へ犬猫を出すことができないというのを言い逃れにしていて、実際には譲渡会などイベントをすると残業も増え余分に労力を使うのが面倒でしないだけなのでは?と思わずにはいられません。
建設許可申請から完成までに9年もかかったのは、動物を可愛がる奈良市民から『犬猫を殺すような施設は作らないで』と動物愛護に添った建設反対の声があったからであり、
今の様な闇から闇へと犬猫を殺すような行為さえ望んでいないはずなのです。
★地下の動物管理棟へ降りていきました。
そこはいくつかの部屋に分かれています。
◎老齢で目が見えなくなっている犬ちゃんが収容されている部屋がありました。
【この犬ちゃんの里親になりたいと希望すれば譲渡可能ですか?】
・それはできない。少しでも可能性のある犬を勧める。譲渡して欲しい人が沢山 いるならいいが、少ない為。
・一時の感情ではなく最後まで 家族として飼って欲しいから。
譲渡のチャンスも与えられず、残り少ない余生を幸せにしてあげたいと思っても、無理なのです。
子犬も成犬も同じ命、生きる可能性をそちらで決めないで欲しいです。
◎別の部屋の檻には、約一年も里親を待つ譲渡犬が一匹、ポツンといました。
地上に出る事なくお日様の全く届かない施設の地下で譲渡を待っているチビスケ(メス)と言う名前のワンちゃん。
たまの散歩も地下の廊下だけです。
感情をあまり出す事なく、吠える事もなく、ただ私達を不思議そうな目で見ていました。
それでつい,
【この上のプラネタリウムの階や、人が集まる施設入口の壁や休憩場所にこの収容されている犬猫の写真等を貼って里親さんを探されてはどうですか?】
と言ってみました。
すると、Iさん談
『掲示板に公示している。ここは(奈良市保健所)生活衛生課 食品関係などの、仕事もしており、動物関係だけやっている所ではないから。』と
《・・・後でその場所を尋ねた私達に、1階受付の職員さえ、把握できていない場所の公示場所、ようやく見つけたが写真の貼付もなく、市民の目にもとまりにくく、意味がないと思いました。》
・チビスケちゃんの様な譲渡用の犬猫の譲渡期限や里親が見つからなかった場合、最終的には殺処分になるのか、心配になり尋ねました。
〇瀧さん談
『譲渡期限は特に決めていない・・・。あまり長期間置いていると上が渋るかもしれないが・・・。
僕は譲渡用の犬猫は売れなかったら無理して残すよりも トコロテン方式でいい犬猫がいたらそれを譲渡した方がいいと思います・・・。』
〇瀧さんの、《売れなかったら・・・》とは里親さんが見つからなかったらという事で言っています、
その上《トコロテン方式》なんて・・・
明らかに犬猫を物としか見てない発言に一同言葉を失ってしまいました。
【上の人というのは奈良市保健所の人ですか?】
「いやいや・・・わ、わかりません」
(急にしどろもどろになって何か上層部に遠慮してる・・・)
話題を変えました。
捕獲時に使用する檻。
★獣医師であるお二人に聞いてみました。何故、獣医さんになったのですか?
・何となく漠然と…。動物が好きかというとそうでもない。
・動物の身体、生態に興味があり…とくに動物が好きな訳ではない。
・全体を(捕獲~殺処分)見ると辛いですが、捕獲だけは辛くない。
譲渡会もしていないこの奈良市保健所で捨て犬猫を捕獲すると言う事は、《鎮静器》と言われている《毒ガストラック》で殺処分するため!
そのことを、担当獣医の〇瀧さん、その上司で課長Iさんが、一番良く知っているはずです。
なのに捕獲が辛くない・・・。とは、捕獲が狩りのようで楽しいのでしょうか!?
その感覚は、同じ公務員獣医、愛媛県の保健所の得井獣医(現在、愛媛県食肉衛生検査センターへ異動)と、東温市役所市民環境課の近藤、渡部たち捕獲隊がしていた、捨て犬狩りと通じるものがあるように感じました。
東温市致死量睡眠薬餌による、沢山の犬達のショック死を招いた捨て犬狩りは、
妊娠中の母犬までも睡眠薬餌で弱らせ、狩りを楽しむかの様に吹き矢で執拗に追い詰め、息のあった犬は捕獲し、愛媛県動物愛護センターのガス室に送る!という残忍な話・・・。
《捕獲=殺処分》の図式は同じです。 (睡眠薬餌による捕獲→※2)
★ 持ち込まれ殺されるだけの犬猫を見てブリーダーやペットショップの認可の甘さについては・・・
・法律の中で動いているのでチェック項目をクリアしていれば認可しないといけない。
・僕が言っても、屁の突っ張りにもなりませんが、頑張らせてもらいます。
・世論が多くあがらないと無理。ドイツとかヨーロッパが進んでいるというのは一般の世論なんです。
・イギリスのRSPCA(王立動物虐待防止協会)などは民間組織で寄付だけでまかなえるようになっている。皆がそういう意識を持たないと駄目。
・個人では無理。
と動物関係の行政にたずさわってないかのようにまるで人事・・・。
『長野県 ・兵庫県それと和歌山…あそこも良いですよ。建築費に50億くらいかけて立派な施設を造られています。一度見学されてみては…?』
と、危機意識も、罪の意識もなく、挙句にベテラン課長Iさん何故か、他の施設見学の勧められました。
具体的な見習いたいとする業務内容については、分からないと答え、
『和歌山は、愛護業務が進んでいるというのではなく、施設が立派という事ですか? 』と思わず大声になるほど、ガッカリさせられました。
★犬猫引き取り料についても…
・犬猫飼い主からの持ち込み…3千円
・飼い主からではない場合は0円
(飼い主か、飼い主でないかは 持ってきた人の申請に任す)
『現金』で『市の一般財源』として使い「動物のために使っているわけではない。」と、悪びれずキッパリ。
奈良市保健所・教育総合センター(はぐくみセンター)見学では、
職員によっての返答の違いや、法律についても話しの矛盾もありました。
愛護に力を入れているというよりも、日々の業務を個々に (職員の連携あまり見られず…) 坦々とこなしているだけのように メンバー一同感じました( ̄^ ̄)!
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
※1
後日9/2奈良市保健所生活衛生課に問い合わせする。(対応 か〇〇さん)
今まで、奈良市の毒ガストラック代金がバラバラで公開されていたのは、
問い合わせてこられた所や人達が、四捨五入したのでは?
職員もだいたいの所で言ったのかも分かりません。と・・・
念押しして再度尋ねると
代金総額、4750万円です。4500万円(トラック+中の特注装備品込み)+225万円(消費税)は資料を見て言っているから間違いない、との事でした。
※2
致死量睡眠薬餌を使った愛媛県公務員達による(愛媛県東温市役所市民環境課、県の保健所)、沢山の犬達のショック死を招いた野犬狩りは、この【犬達のSOS】で公にしました。
悪事がばれて愛媛県東温市では、今春(2011)から、睡眠薬餌を使った捕獲ができなくなりました。
以下は高知隊が見学撮影した【徳島県の毒ガストラック】の写真です。
トラック前
トラック内の鎮静器
トラック、前部分…助手席の前には、ガスのスイッチと鎮静器内(殺処分)の様子が見られるモニターがありました。
詳しくは7月10日の記事、
『東温市犬達のSOS徳島市の毒ガストラック(道を走行しながら罪のない犬猫を殺す)の衝撃撮影、涙。』
をご覧ください。
P.S
先日ネットで調べ物をしていて見つけました。
【ニュース奈良の声】の浅野善一さんも、
奈良市保健所・教育総合センターについて調査取材され、2011年4月20、24日、
《地階「動物管理施設」の表示省略、なぜ》
《二重扉に集音材 鳴き声、漏らさない徹底奈良市、表示省略の地階「動物管理施設」 》
と言う題で2回にわたり記事にされていました。
奈良新聞に23年も勤務されていた方の記事だけあって、地階の「動物管理施設」のことを施設案内板から省略している写真、行政側の言い訳、施設の様子等々が、的確に書かれてあり、今後の調査記事作りの参考になりました。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
《ミーママからです》
「徳島で殺処分前にブルおじいちゃん助けられました。」
徳島のベルちゃんの勤務先に、首輪もなくヨタヨタと迷い込んできた年老いたブル顔のワンちゃん。
デカいペッシャンコの顔に短い足。
アバラが浮いていて、お水とビスケットをベルちゃんがあげると、空腹だったようで喜んで食べていました。
しかし上司が「ゴミと犬は環境課」と環境課に電話して、そのブルちゃんは市役所に連れられていきました。
何日もたたないうちにそのブルちゃんは、市役所から殺処分を待つべく保健所へ連れていかれたそうです。
ベルちゃんは放っていたら、もうすぐ殺処分されると思い気になりました。
ご主人はベルちゃんのさりげないアプローチに「ハニーと言う愛犬がすでにいるのだから」
と首を横に振り、引き取ることに難色を示しました。
山の風景の中にある大きなベルちゃんの家。
ハニーも最初は、知り合いの飼い主が避妊もせず生まれてきた子犬でした。
無責任な飼い主により、保健所から動物愛護センターに連れて行かれました。
そしてミルクが必要な生後間もない子犬と言うことで、明日にでも殺処分が決まっていました。
どの県の保健所も、名前だけの愛護センターも、生まれたばっかりでミルクが、まだ必要なや子猫は即、空腹のまま殺処分します。
殺処分が決まった犬は、市民が里親になると申し出ても、くだらない愛のない規則とかで、譲渡はできません。
ベルちゃんも、そう職員に言われ、当時すぐ私に連絡をくれました。
「o(^-^)oじゃあ愛護センターで殺されるのを承知で保健所まで連れてった飼い主に、処分依頼を撤回させたらいいわ。
急いで連絡とって」
そのやり方で融通の効かなかった徳島の動物愛護(殺処分)センターからハニーと兄弟犬達を助けること(お金を払いました)ができ家族で可愛がってくれました。
ラブラドールの血を引き黒いつやつやの毛並みと、好奇心旺盛な大型犬になったハニーを乗せて、ご主人さんは毎日、車やバイクで山に上がります。
ハニーはリードを離してもらい山をすごいスピードで走り回り時々、猪に追いかけられたり反撃したりするやんちゃな女の子に育ちました。
しかし勢いと力が強すぎ、すでにベルちゃんや子供さんでは引きずられて散歩できませんo(^-^)o
ご主人はハニーをすごくかわいがられています。
しかし、今度はベルちゃんの 「あのおじいちゃんブルを助けてあげたい」
という思いに、ご主人さんは「ハニーが慣れないかも」と難色を示しました。
ご主人さんに「捨てられたらしいおじいちゃん犬。
ハニーは手足が長く顔はベルちゃんによく似ていて、かわいく美人です(目が丸くお鼻も細長くスッキリしした顔立ち)
ブルおじいちゃんは顔が少し怖くて、かわい不細工。
顔が…と言うけれど、あなたと息子さんに顔も体型もそっくり。(*^_^*)
たまたまベルちゃんの職場にとぼとぼ歩いて来て、ベルちゃんがビスケットをあげた。
ベルちゃんは連れていかれた後、気になり役所に問い合わせをしたり会いに行ってみた。
あなたの家は山間で広い。
おじいちゃんブルは、そんなにお散歩を長い時間出来ないし、長い寿命でもない。
ただ明日、明後日にも殺される子を見て命を助けるのも、見なかったことにし忘れてしまうのもあなた次第でかまいませんが…」と昨日10月12日お話させてもらいました。
すると、今日「ブルちゃんは我が家にきましたo(^-^)o」とメールが来ました。
ブルおじいちゃん、毒ガス室に入れられ苦しみながら目を見開き泡を吐き殺されなくて良かった(*^_^*)。
(愛媛県動物愛護(殺処分)センターのように10~20分近く、もがき苦しむのを安楽死と嘘を言う職員がたくさんいますが、安楽死なら自分達が今まで何万匹と、ガス室で惨殺してきた犬猫への罪滅ぼしでガス室の中に入って、いつものように簡単に二酸化炭素ガスのボタンを押してもらい、窒息しながら殺処分を体験してもらいたいと思います)
ブルおじいちゃん、幸せな余生を送るんだよ(*^_^*)
ミーママより(10月13日)
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コメントは2012年5月17日以降の記事にお寄せください。

コメントは承認制となっていますので、反映されるまでに時間がかかりますことをご了承ください。
2011年10月10日23:32